2017年6月19日月曜日

2017年6月17日、18日【海に学ぶシーカヤック合宿】教職員の方たちにどっぷりシーカヤックをしていただきました♪

この土日は、関東の小学校の先生たちとシーカヤックを通じて、教えること、学ぶこと、体験することをテーマに、二日間の合宿を実施しました。

Photo by Keita.Y

初日の午前中はお伊勢参りをしてきた先生たち。
午後からスタートしたプログラムは、まずは基本的なカヤックの操作方法を身に着けるための講習です。

Photo by Keita.Y

陸上講習もいつもよりも意識して丁寧に(くどく?笑)やります。
みなさんカヤックの経験はまったく初めての方か1、2回程度やったことがあるという方ばかりです。


いよいよ海へと漕ぎ出します。
陸上で学んだことを実践していきましょう。


1kmほど漕いでちょっと上陸休憩。
ここでも休むだけではなく、学んだことを実践していくことの難しさなど考えてもらいました。

Photo by Keita.Y

再び海へ。
静かな入り江で曲げ漕ぎ、バック、ブレーキと、その場回転漕ぎを練習します。

参加者の様子を見ながら小出しにアドバイスを加えてステップアップしていく講習ですが、相手が先生たちだと変に意識してしまいますね。笑

Photo by Keita.Y

一日目の講習を終えてご飯を食べに。
お夕飯は五ヶ所湾・船越の「丸魚食堂」へ。

せっかく関東から来たんですから、海の幸をたっぷり楽しんでいただきました~♪

Photo by Keita.Y

お宿は南伊勢町の真ん中あたりにある「浮島パークなんとう」のコテージを借りました。
チェックインしてまずは今日のフィードバック(振り返り)です。

一人一人から講習プロセスについてや、新しいことを学び実践していく課程で感じたことなどについて意見交換しました。

いやあ、けっこうアカデミックな雰囲気でしたね。汗

Photo by Keita.Y

フィードバックの後は翌日のブリーフィングです。
二日目はツーリングをする中で、二人ペアでリーダーをしてコース取りや船団のまとめ、危険回避などを意識しながら漕いでもらう計画です。
海図もワンピースでしか見たことないですよね?笑

こうして真面目な時間を過ごしたあとは、焚き火を囲んでの懇親会も楽しみました~。


二日目。
早起きして五ヶ所湾に戻ってきました。

ライフジャケットの着かたもちゃんと皆さん覚えていましたね!

Photo by Keita.Y

出発前に浜辺で最終ブリーフィングです。
地図と現地の景色とを見合わせ、コースを確認します。


そして海へ漕ぎ出します!
ありがたいことにこの日の五ヶ所湾はべた凪、無風。
日差しもなく快適なツーリング日和でした♪


まずは第一チェックポイントのマングローブの入り江へ無事到着。
岸伝いに漕いでいけば辿り着くのですが、それでもみんなを先導して漕いでいくというのは難しいものです。


次に目指したのは別荘エリア・パールランドの無人の浜辺です。(通称・僕のお気に入りの浜)
ここで一組目のペアは終了。

Photo by Keita.Y

上陸して休憩とフィードバックをします。
振り返りをすることで漫然と漕ぐだけではなく、その場その場で何を考えていたのか、意識していたのかを実感し、自分の中に色んなことを落とし込んでいきます。


リーダーペアを交代して漕ぎ進みます。
漕ぐのに少し余裕が出てきたのか、それとももともとそういうキャラなのか(笑)、船団を2チームに分けて無人島をそれぞれ別ルートで一周することになりました。

Photo by Keita.Y

無人島一周したあとも2列縦隊になって漕ぐことに。
さすがにこういうのは想定外でしたが(笑)、こんなグループワーク的な要素を盛り込んでいくのも面白いですね。

Photo by Keita.Y

さらに横一列になって、しりとりをしながら海峡横断をしました。
こういう発想はシーカヤックのインストラクターにはなかなかないので、本当に興味深かったです。

しかも船団はコンパクトにまとまり、横一列なので他の船の邪魔にもならず、さらにみんなの意識もまとまっていたので、楽しみながらも安全な海峡横断ができました。


午前中たっぷり漕いできて、上陸してランチにします。
みんなで協力してご飯の支度をしました。

Photo by Keita.Y

メニューはこちら♪伊勢うどんの焼うどんです~。
地物の野菜と青さのりを使った、地産地消グルメですね!
いかがでしたでしょうか?

お昼ご飯を食べ終わったあとにまたフィードバックをし、さらに安全管理のためのリスクマネジメントについてお話して、その意識付けはシーカヤックだけではなくきっと学校の中でも役に立つのではないかなというようなことを意見交換しました。
やっぱりアカデミックですねえ。笑


さあ午後も漕ぎますよ~!
と、思わぬトラブル発生。
勢いあまって自分のカヤックを流してしまった先生・・・。

これもリスクマネジメントですかね?笑


気を取り直して出発です!
リーダーペアを交代して漕いでいきます。

岸伝いですが自分の現在位置を常に意識してもらいながら進みます。

Photo by Keita.Y

見える範囲内の目標物を設定して、そこまで行ったら止まってみんなで集まって現在地の確認をします。
どれを目標物にするか、それを全員に間違いなく伝えること、そして危険が潜んでいないかも意識し続けて漕ぐ。

これってけっこうプレッシャー掛かるんですよねえ。


途中、遊びの要素も盛り込みます~。
桟橋の下をくぐってみましょう。正確なコントロールが求められ、もちろんちょっと楽しいです♪

そんなこんなで無事にチェックポイントに到着することができました!


最後は今回、お手伝いに来てもらった「キオラパドル」の山本ケイタくんにリーダーをやってもらいました!
プロガイドの腕を見せてくれたまえ~。笑


ケイタくんにとっても五ヶ所湾で漕ぐのは今回が初めてでしたが、それでも指定の到着時間までに帰還するという課題もクリアしてくれました。
さすがですねえ。

さらにサービスでロールも披露してくれました!
若いねえ、身体張ってるねえ。笑


こうしてツーリングも無事に終了しました!
この後、お片付けをしてシャワーでさっぱりして、最後にまたフィードバックをしました。
カヤックを自分の思い通りに操作できるようになるために自分の中で四苦八苦して、そうして段々と自由な感覚も味わえるようになっていく達成感が楽しかった方、リスクマネジメントの考え方、意識の持ち方について思いを新たにした方、怖かった海が少しだけ怖くなくなり、またシーカヤックをやりたいと思った方。
思ったこと、感じたことは本当に人それぞれでしたが、何かを感じ取ってもらえたようでした。


今回、僕のほうで考えていたテーマは「リスクマネジメント」「新体験から学ぶこと」「漕ぎ育」の三つでした。


「リスクマネジメント」は起こり得る危険を見つけ出し可能な限り色んなことを想定し、危機(=クライシス)に備えることです。
シーカヤックでは海という普段生活している陸地とは全く違う別世界なので、そうした危険を見つけ出すこと(リスクの洗い出し)が意識しやすくなると僕は思っているので、その意識付けをしてもらうようにしました。
そしてこのリスクマネジメントの意識を持つことというのはたぶん日常でも大切なことですし、きっと学校という環境の中でも大事なんじゃないかなと考え、テーマの一つにしました。


「新体験から学ぶこと」というのは、参加された皆さんは全員シーカヤックの初心者で、新しいことを体験する過程で教える側(シーカヤックインストラクター=僕)から何を学びとり、自分でどう実践していき、技術を身に着けていくのか。
そしてある目的を成し遂げる達成感を味わうことの楽しさをあらためて感じて欲しいという思いがありました。


「漕ぎ育」は僕の造語ですが、シーカヤックというアクティビティを通して自然や環境について学びましょうということです。
シーカヤックで海へ漕ぎ出すと五感は解放され、心も身体も解放されたようなフィーリングになりやすいです。
その解放された五感で見て感じる自然というのは、本やテレビで見て聞く情報とは比べ物にならないくらい濃密で、リアルで、そして分かりやすいのではないかなと思うのです。
そんなシーカヤックを漕いで、楽しみながら自然のことを知りましょうというのが「漕ぎ育」の考え方なのです。


この3つのテーマは事前に皆さんにはお伝えしていませんでしたが、どうやら最後のフィードバックの中で語っていただいた皆さんの感想からは、そんな僕の思いも少しは通じていたのかなと感じることができたのでした。


今回はまったく初めての試みで、実際僕も探り探りのプログラムでしたが、お帰りの際の皆さんの笑顔を見る限りとりあえず楽しんではもらえたのかなと思います。
ご参加いただきましてありがとうございました!
(きっかけを作ってくれた僕の学友I君に感謝です!!)



サニーコーストカヤックスでは、こんな感じの教育プログラムも実施していきたいと思っています。
この記事を読まれてご興味をお持ちになった方は、お気軽にお問い合せくださいませ。

サニーコーストカヤックスHP【お問い合せフォーム】はこちら





2017年6月13日火曜日

2017年6月13日【カヤック半日体験ツアー】公務員の方たちが研修でいらっしゃいました~♪

今日の【カヤック半日体験ツアー】は南伊勢町役場から依頼を受けまして、3名の国家公務員の方たちにご参加いただきました~♪


役場総務課の方も二人同行してくれました。
・・・どちらかというと同行したかったようです。笑

潮がひいていたので川から出発です。


心地よい南風が吹き渡り、波も穏やか。
最高のカヤックツーリング日和です♪


無人の浜に上陸してコーヒーブレイク。
目の前にある真珠養殖の筏、対岸に見える伊勢現代美術館、いつも休憩の時にお客さんたちにお話していること話していると、役場の方からもうこれ以上ないくらい南伊勢のことを紹介してくれちゃいましたね、と言われました。

海から見ると陸のことはたいがい見えちゃうんですよね~。


再び漕ぎ出します。
静かな入り江へ行くと、水面に空と木々と自分たちがそのまま写し出されていました。


ミズクラゲの漂う、廃船の浮かぶ入り江。
海藻の生えているところには小魚たちもたくさん見ることができました。


マングローブの仲間・ハマジンチョウのある入り江。
その背後には桜の木。
水辺に枝を伸ばす魚付き林のウバメガシ。

真珠養殖で賑わったころ建てられた作業小屋があったであろう崩れた石垣に、当時の面影が偲ばれます。


河口の浜に戻ってきました。
潮がひたひたと満ちて来ています。
こんな些細な自然の営みも、シーカヤックではよりはっきりと感じ取ることができますね。

国家公務員の方たちの研修は、地方行政の様子を知り、体験学習をすることで東京とは違う現状を知る機会でもあるのでしょう。
今回ご参加いただいた三人の方たちが何を感じ、これからの行政という仕事にどう向き合って行くのか。
僕には想像もできない厳しい世界なのでしょうが、100年、1000年先まで見据えた国造りを担っていって欲しいと願っています!

頑張ってください!!
ご参加ありがとうございました~!



2017年6月12日月曜日

2017年6月12日【カヤック半日体験ツアー】平日も一組さまからOK♪カヤック半日体験ツアー

今日は女子旅のお二人が【カヤック半日体験ツアー】にご参加されました~♪


ちょ~っと強い北風が吹いていたので、ロープをつないで誘導します。
でもほとんどロープはたわんでいたので、ちゃんと漕いでいた証拠ですね♪


風は吹いていましたが、おかげで空は清々しく晴れ渡りました。
梅雨入り宣言された後ですが、好天が続いていますね。


いつもとは違う浜に上陸。
干潟になっていて靴が泥んこになっちゃいました~。

カニやヤドカリ、ハゼの仲間まど、たくさんの生き物たちが居ましたね。


この浜辺にもマングローブの仲間・ハマジンチョウがあります。
徒歩で見に行くこともできるハマジンチョウです。

鮮やかなグリーンの葉っぱが景色に映えますね。


再び漕ぎ出します!
風の影響の少ないほうを目指して、二人で息を合わせて漕ぎ進んで行きます。

女の子二人でだって大丈夫なんです♪


帰り道にまた強い風が吹いてきました~。
頑張って漕いでいましたが、無理はさせずにまたロープで牽引(トーイング)しました。

でもやっぱりロープはたわんでいたのでほぼ自力で漕いでいましたね。笑


出発した浜に到着。
疲れたのと、海に浸かりたかったのと、ふあ~と言いながら座り込んでしまいました~。
浅いところの水温はだいぶ高くなってきましたもんね。

風の中でのパドリング、お疲れまでした!


サニーコーストカヤックスでは平日でも一組さまから【カヤック半日体験ツアー】を承っております。
代休を使って、シフトを調整して、平日の休みを伊勢志摩の海でカヤックツーリングしてみませんか?



2017年6月11日日曜日

2017年6月10日、11日【若狭湾 民宿泊ツアー】日本海の海を満喫してきました~♪

二年ぶりに日本海・若狭湾でのツアーを開催しました!


今回は京都府東舞鶴の野原を拠点に2日間漕いできました。
いつもお世話になっている武田商店のご夫婦に見送られて出発。

昼頃から風が出るから気をつけなよと言われました。


まずはこちら。
野原海水浴場から2km足らずの高島へ。

この島のど真ん中に貫通洞があるのです♪

video

ちょっと狭いところもありますが、波さえなければ比較的安全に通り抜けることができます!
いやあ、ここはやっぱりいいなあ。

ここから4kmほど西側に浮かぶ磯葛島へ横断します。


僕としては珍しく(!?)ゴロタ石の浜に上陸。
伊勢志摩の海に親しんでいるお客さまにはあまり馴染みのない雰囲気ですね。

足元に気を付けてくださいね~。


ランチはサンドイッチ♪
せっかくの遠征ツアーなのでいつもと違うメニューをご用意しました~。


午後になってやっぱり波が高くなってきました。
後ろを振り返るとお客さんたちが見えたり隠れたりする波高です。

地元の漁師さんが大丈夫か~?と親切に声を掛けてくださったので、楽しんでます!と元気いっぱいに答えました。笑


1日目のツーリングを終え、今夜の宿へ。
民宿・柴田館さん。
2年前にもお世話になったお宿です。


晩ご飯は・・・こちら!
お造りは脂のりのりのヒラメとアコウ(キジハタ)、アジ、ビンチョウマグロ、イカ。
この他にアワビのお刺身、天ぷら、煮魚、などなどてんこ盛り~♪

お酒を酌み交わして弾むお客さんたちとの会話も美味しい、素敵な晩餐となりました。


2日目、風は北西から北東に変わりました。
今日も午後から風が強くなる予報だったので、成生岬を目指しますが午前中だけでツアーを終わらせられるよう、出発は8時にしました。

柴田館さんのほうにも朝食を6時半にご用意いただき、本当に感謝です!


漕ぎ出すと僕のイメージしていた日本海らしからぬうねりもあり、奇岩怪石の続く岸壁に波が砕けていました。

カヤックで入れる洞窟を横目に漕ぎ進みます。


成生岬の先端までは辿り着けず、途中で引き返して静かな入り江へ。
波に翻弄され続けていたので一休みします。


ここにも小さいながらも洞門もあります。
せっかく日本海まで来たんですから、しっかり洞窟を楽しまなくちゃです!


お客さんたちも洞窟へ出たり入ったり。
今回のツアーのためにバック漕ぎやスピン(その場回転漕ぎ)を練習してきたお客さん、成果は発揮できましたか?


野原のすぐ手前まで戻ってからゆっくりと上陸休憩を取りました。
ここまで来ておけば安心です。

三重県の太平洋岸にはなかなかない砂浜は、・・・慣れないものですね。笑


時間的に余裕があったのと、今回のようなちょっとラフなコンディションでもしっかりと漕げるようになるために、フォワードストロークのクリニックをしました。
キャッチやストロークの意識、ローテーション運動などを再確認。

体格や腕の長さ、パドルや乗っているカヤックによっても違いはありますが、基本的なことをあらためて理論的に考え、それを実践する。
フォワードストロークはちょっと練習したくらいではなかなか上達した実感は湧いてこないものですが、少しは意識することができるようになったでしょうか。


ランチも済ませ(あれれ?写真がありません・・・汗)、お片付けをしてツアー終了。
2日間、ご参加いただきましてありがとうございました!

そして柴田館さん、武田商店さん、地元の方々にもたくさんお世話になりました。あらためましてお礼申し上げます。


日本海というアウェイでのツアーは、僕にとっても気持ち的に新鮮で、また、ガイドとしても色んなことを学べる機会でもあります。
毎年開催していけるかどうかは分かりませんが、可能な限り継続していきたいと思っています♪